税理士試験を受験した話(2019年その2)
令和元年8月7日受験した税理士試験の法人税法に関しての個人メモです。
その2は学習方法等に関すること。
実際の受験についてはその1に書いています。
missing1973.hatenablog.com
5 大原・WEB講座雑感
まず、達人コースに変更しました
理由は、教室講義スタイルの講義時間(3時間)が長すぎたから
それに比べ、達人コースは講義時間1時間
ミニテスト・総合問題等は自分で別途時間をとる必要がありますが、板書待ちとかの余計な時間がないので時間効率はよいと思います
ただ、講義自体は教科書を読むだけなので経験者なら一部視聴をスキップしてもいいように感じました
なお、今年も大原を選んだ理由ですが、やはり得点分布表と成績表が自分の立ち位置を知る上で有効と感じたからです
今回も非常にいい気付きになって、実際、学習方法の変更につながりました
6 学習方法
当初、去年と同じ方法で学習範囲を広げ反復回数を多くして学習していました
が、確認テストを3回やってすべて上位8割台(つまり下から2割)と振るわない結果に、このままでは去年の二の舞、と根本的に学習方法を変えました
そのおかげで答練等ではなんとか上位4~7割あたりに収まるようになりました
6-1 学習方法(理論)
去年までは、理論サブノートの暗記を中心にしていました
これさえきちんと暗記すれば解答できると考えていたのですが、結果的に負担は大きいし、解答の論点はぼやけて点数が伸びない、とうまくいきません
そこで基本に立ち返り、
・出題形式の把握
・暗記重点の認識
・解答形式の改善
を行いました
出題形式について、講義等では理論の出題形式として規定そのものを書く、取扱いを書く、仕訳やキーワードを書くなどある、と説明を受けます
自分は、これから一歩踏み込んでどの理論でどの出題形式が出題されるのか、まで確認(これには理論問題集を活用しました)して、それらに対応できるように理論サブノートにまとめました
その上で、完全暗記するところ(主に赤字部分)、意義・要件のみを暗記するところ(主に黒字部分)等暗記重点を認識した上で暗記しました
また、なんとなく書いていた解答形式について教えられたとおり、きちんと「取引事実」「要件:判断」「取扱:結論」という形式で書くようにしました
あとはミニテストをきちんと解くようにしたり、答練の理論問題の回答をきちんと確認するようにしたり、といろいろ見直しを行いました
6-2 学習方法(計算)
計算は、がむしゃらに問題解答を反復していただけでしたが、それを改め、誤答したところについてまず
・理解が必要な論点(例えば、解き方がわかっていない)
・暗記が必要な論点(例えば、繰延資産の償却期間)
・ケアレスミス(例えば、計算ミス、転記ミス)
に分け、それぞれの誤答形式にあった方法で学習しました
また、ケアレスミスをしないようなメモのとり方や解く順番、配点がある箇所の把握(例えば有価証券の譲渡部分)、コメントの書き方などにも着目しました
あと、試験前日や直前に見直す項目のピックアップなどは、実際、試験直前での見直しなどで役に立ちました
7 試験結果について
当初の下書き段階ではここには反省を書いていたのですが、ちょっと(?)放置している間に結果が出てしまいました
結果、『合格』することができました
前回、簿記論・財務諸表論で合格したのが平成23年なので、、、法人税法8年目での合格となりました
まあとにかく良かった(あと税法2科目あるけど)