不明堂日記

私、不明堂(missing1973)の日々を徒然なるままに書いています。当面はコンピュータ、アニメ、読書あたりで行こうかと。

税理士試験を受験した話(2018年その2)

平成30年8月8日、税理士試験の法人税法を受験したときの話です。

その1同様、下書きに保存しっぱなしだったので、アップします。

試験の内容、自己採点、結果についてはその1に書きました。 

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その2では、学習に関することです。

6 大原・WEB講座雑感

ここ数年は独学でしたが、改正論点等の対応や演習頻度等を考慮して大原の経験者完全合格コースのWEB講座に申し込みました。

率直な感想としては、講義自体はさすがに7回目の受験シーズンということもあり時間対効果的にはもう一歩でしたが、答練等で得点分布等が公開されて自分の位置がわかるという点はすごくよかったと思います。

このWEB講義ですが、教室での講義をそのまま収録たものをWEBでオンデマンド配信するというもので、問題を解いている間もそのまま再生されています。そのため、講義時間は1回3時間弱。しかも週2回。これがけっこう辛い。

レギュラー期は今までの知識の確認ですんでいたので倍速視聴できていたこともあり、また計算問題や理論問題をする余裕がありました。しかし、直前対策期は、とにかく板書が多く倍速視聴ができません。それどころか停止させてノート筆記するはめに。結局、等速視聴なので2回(1週)分の講義で休日が1日潰れました。これだけ板書するのであれば、最初からテキストに組み込めばいいのではと思います。

上にも書きましたが、大原を受講して一番役に立ったのは確認テストや模試などで出される得点分布表や成績表です。正直、これまで何年も頑張ってきたし、過去の本試験でA判定だったこともあるし、そこそこの位置にいるのではと楽観的な考えだったのですが、自分の認識がいかに甘いかを痛感させられました。

上位7~8割のまま、講義に追われ、立ち止まって自分の学習方法等を見返す余裕もなく、不合格でしたけどね

7 学習方法

大原のWEB講座に申し込んだので、テキスト類は大原のものでやりました。が、具体的な学習方法の内容は、2017年のときと同じです。 

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理論はAランクの全文暗記を目指して暗唱の繰り返し。

計算はとにかく問題集をぐるぐる回す。

間違いノートは作るものの見直す余裕はなく、問題集は同じところで間違えるという悪循環に陥っていたのではないか、と今考えると思っています。 

8 反省点

理論は、理論サブノートの文章を暗記することに重点をおいていて、答案作成のコツをつかめば簡単に書けるだろうと安易に考えていました。当然の帰結として、問題に対する適切な解答がうまく書けていませんでした。

計算は、間違いノートの再確認が甘く、たびたび間違える論点の習得が不十分でした。

ここらへんが大原の答練で、成績があまり良くなかった理由だったのではないかと思います。