蔵王の噴火に備える その3(連絡会議報道を受けて)
10月31日、蔵王の噴火に備え山形・宮城両県の関係者による「蔵王山火山防災連絡会議」が初めて行われたそうです。
山形、宮城 蔵王山噴火に備え : 地域 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
この会議の内容について、現時点で山形・宮城の両県庁HPに掲載がなく、新聞記事しか情報収集のしようがないというのも困りモノです。
新聞記事等によれば、
・噴火の予測をするのは難しい
・火口から1キロメートルは大きな噴石が直接飛来する可能性がある
・火口から2~4キロメートルは噴石等による影響がある可能性がある
・観測機器は故障により動作しないこともある
・お釜の監視カメラは電源を太陽光発電に頼っているため降雪期は使用できない
・現在のハザードマップは2002年作成のもので、来年夏ごろまで新しいハザードマップを作る
とのことです。
具体的に出てきた火口からの距離について、グーグルマップに書いてみました。
赤実線が1キロ、オレンジ実線が2キロ、オレンジ点線が4キロです。
スキー場では、ライザワールドは4キロ圏内にはいちゃってます。
蔵王温泉スキー場だと、中央・ユートピアの両ゲレンデは全域、黒姫は上の方が4キロ圏内ですね。
この状況だと、滑りに行って大丈夫か不安になります。